この区間内に造成されている「北漢山生態の森」は、北漢山トゥルレキルと一番近接している城北区の代表的な都市公園(近隣公園)で、よく整えられた野生花団地が観察できます。また、生態体験館では、森の解釈プログラムに参加して北漢山の自然そのままの姿と、よく作られた人工の姿を比べることができます。
また、あちこちに便宜施設が設けられているのでゆっくり休むこともでき、家族と一緒に気軽に訪ねることができます。特に、北漢山トゥルレキルの区間のうち最も高い位置(標準高度 200m以上)にあり、美しい都心の風景を眺めることができるスポットがたくさんあります。
北漢山生態の森公園を過ぎ、城北区貞陵洞にある貞陵小学校の裏道を通っていくと数十年前の姿がそのまま残っている家屋や寺院が見られ、長い歳月の間息づいてきた貞陵洞の歴史に触れることができます。崩れかけた昔の家屋の姿からこの町の豊かな情と香りが伝わってくるし、町中に建てられた寺院からは「自然が与えるゆとり」と「生の熾烈さ」を感じられます。